通訳者Mのブログ

通訳者の毎日をシェアする通訳ブログです

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

オーディエンスの反応を見ること

通訳をする上で大事になるのは注意力をどれだけどのくらい分散しているか 人によって違うから正解はないと思う 自分の調子いい塩梅を見つければいいと思うのだけど、 必ず数パーセントでもお客さんの反応を確認することに割り振る オンライン会議でも画面に…

逐次通訳のペースと形

同時通訳はペースメーカーがいつもいる スピーカーが速くても遅くてもいることにはいる 逐次通訳は、ペースメーカーがいない。ピアノでいうところのメトロノームがない。 ペースは自分が決める。 だからなのか、自分が止まった一秒が10秒くらいのように感じ…

正しく単語力をつける

いつも同じ単語を使わないように、と通訳の勉強をしている方は言われたことがあるかもしれません。 そう言われることがきっかけで実際は単語力がついていきますが、アルクとか英和、和英辞書に載っている意味だけで判断しないことです。意外と誰も教えてくれ…

通訳者Mのブログ再開

2015年から4年ほど「通訳者Mのブログ」を書いていました。 はてなブログからこうやって何年前の記事です、と送ってくださるので、ブログを続けているとどんな記事を書いていたか振り返ることも出来ます。 2015年は、通訳者を目指して一生懸命通訳学校に通っ…

自宅からの遠隔同時通訳

コロナになってからオンラインが増えたことは増えたのですが自宅から入ることは非常に稀で、同時通訳案件は100%エージェントへ。 今日は初めての同時通訳案件。 コロナになってからというものそんな通訳者もたぶん珍しい方だと思いますが、今さら初体験。 パ…

役に立つ通訳が出来ているか

役にたってる通訳ってどんなだろう いつも案件が終わってから思う 自分がした通訳って聞いている人に分かる通訳だったのかな? 聞こえてきた英語を、日本語を、変換し続けて会議が無事終了したからって、役に立てたかどうかは別問題 大抵お客様がわざわざフ…

最近調べた単語だったら、辞書をひく

単語が分からないとき、毎回調べる必要はないと思うけれど、 読んでいて『この間見たな、なんだっけ』と思ったら調べた方が覚えやすい 到着

多読でボキャビル

単語をどう覚えるかは目的によると思う 通訳業をしていて毎日新たな単語に出会うほうが珍しい 通訳する相手によって変動するけれど でもThe Economist読んでいるとたくさん出てくる それをリスト化するか? 正直きりがない だけどよく使われる、かつ、難易度…

不安なら、慣れよう

ウクライナの緊迫感が日に日に高まっていてパンからガソリンまで日本も他人事と言ってられませんね。これこそ幸か不幸かグローバル化の一側面。 来週から来る怒涛の通訳週間を前にして嵐の前の静けさのような週末です。月、火、と出来る案件から準備を片付け…

通訳案件の準備

明日は雪だそうで 人がコミュニケーションをとる必要性、取りたいという思いは天気関係ないですね当然ですが 午後に大きな案件が終了 プレッシャーが大きいと案件の全容が見えてくるまでずっとずっと不安なもんです 少しずつ敵を知り、知っていくうちに仲良…

AIと通訳

年明けに読んだ本 A World Without Work: Technology, Automation, and How We Should Respond (English Edition) AIに代わる仕事は必然的に出てくる。 ただ、AIの研究者に聞いたこともある。代わってもらえることを本当に全部AIやロボットにしてしまうと、…

英会話を習った時代

案件の後に休憩して次へ向かう時、新橋や六本木が好きでよく行きます。どこへも近いこと、いざというとき必ずタクシーがいること、が大きいです。 六本木は大学生の時によく行きました。英会話に付き合ってもらうために、外国人の友人とあちこち歩き回りまし…

日本語と英語のバランス

英語出しが上手いと日本語だしが弱かったりするのよね ベテランの先輩の言葉。 日本語だしが上手いならそっちの方がいいよな、と思ったのを覚えている。クライアントはほぼ日本人だから。外国人から指名が入るのも嬉しいけど、日本人から入る方が嬉しい。自…

言語の理解力、プラス

珍しく通訳に関する記事をフィナンシャル・タイムズで見つけたのでリンク貼りつけておきます。もし購読していらっしゃれば読めると思います。この世界にはもっと通訳者と、梯子役が必要だという記事です。 You do not need to be a Stem genius to succeed i…