通訳せっかくするんだから、わかりやすいものにしたい。
でも通訳者が、話す人のスピードを決められるわけではないので、やるせない気持ちになる。
以前も書いた気がするけれど、
高速で話す人の通訳をどうするか、という課題は常にあって、
骨だけ訳すのも、ワードバイワードで(文字通り、単語単位で)訳すのも違っていると個人的には思っている。両方のいい部分をとったスイートスポットがあると思っているから。
久しぶりのクライアントだとそのスイートスポットを行くのはかなりムズい。
そうすると速く話さないといけなくなるんです。
その通訳をしながら、『すいません、速くて。。わかりにくいですよね』と片隅で思っている自分もいる。
通訳あって助かった、と皆さんに365日感じてもらえるような通訳を出来るようになりたい。
一晩では能力をどうにかすることは出来ないけれど、努力しないことには、そもそもその先はない。
帰路でも、まず出来ることから。