全て定量化出来たら手も打ちやすくなるのかもしれないけど、言葉ってできない、と私はおもう。
他には愛とか。
悔しさとか。
感情が伴うものはみんな計れない。計れるとみなして計ることも出来なくないと思う。実際そう謳っている人も世の中にはいる。
例えばうまい通訳ってなんだろ、ってのをお客様からのプラスのフィードバックないしは指名の数を全クライアントで除す、など出来なくない。
計算してみたので一応目標の数字を作ってみました。
しかし必ずしもそれだけでは計れないと思います。そもそもこのindicatorではプラスしか拾えないので、上手くいかなかった部分は拾えない。でも長期に改善していくには、マイナスをプラスに転換させることが大事です。
しかし通訳という仕事は、誰も、これをすべし、これはやめたほうがいい、は言ってくれません。あるとすればクレームくらいです。誰も何も言わないからといって、通訳が美しいというわけではないです。下手な通訳だな、とおもっても余程のことがない限りその声は聞こえてきません。クレームになればいいですが、静かに、外してください、ということもあるのがこの業界の怖いとこです。
美しい通訳ってなんだろうか、どうしたらいい通訳ができるか、自分の通訳はどうだったろうか、そういうことは自分で評価する必要があるんです。
つまり、うまい通訳を出来るようになるには理想的な通訳像が必要ということになりますよね。それをベンチマークとして改善する。それがないと、周りの通訳と比べて評価をすることになりかねません。