通訳者Mのブログ

通訳者の毎日をシェアする通訳ブログです

The Economistとのお付き合いの仕方

通訳という仕事は勉強に際限がなくて、一度キャリアが始まると自分のやりたい勉強を自分のペースで、という風にはなかなかいきません。

私もThe Economistが毎週積み重なって、移動中に読める程度です。でも逆に、知らない単語を探そう、英語を勉強してやろう、と思って読むより、内容を知ろうとして読んだ方が、内容がしっかり頭に入ってくるし、だからこそ余計に単語も構文も自然に自分のものになっていく感じがします。かつ、英語ってどういう並び順かということも自然に身体に入ってきます。 

マクロンさんが再選してEUはどう変わるのかな、そういえばエチオピアの紛争どうしたかな、中国のzero covid policyと物価上昇ってどう繋がってるんだ?とか。
外国人はそういう視点で読んでますよね、当然。

そして読める限り細く長く読むことで、知識も細く長く繋がります。どうせもとがとれない位しか読めないから、定期購読やめよう、としてしまうと、入ってくる知識も、質のある英語に触れる時間もゼロになってしまいます。


生きていれば色々あります。通訳のことばかり考えてられないのも現実。だから理想と現実の間のストレスを感じずに、出来ることを前向きに、自分のペースで頑張りましょう。