以前紹介したIntelligenceというポッドキャストは、美しい英語が楽しめるのですが、美しくて聴きやすい英語ばかり聴いて慣れてしまうと、通訳する時苦しくなります。
ラジオ番組やポッドキャストのアンカーが話す日本語は、その辺で聴こえてくる日本語とは種類が違いますよね。英語も同じで、くだけた速い英語を聞く必要もあるんです。
同じポッドキャストでもApple Podcast内のBloomberg Surveillanceはネイティブのナチュラルスピードでくだけた会話もありよく聴いてます。
実際お世話になっている案件数件で聞く英語に近いです。
普段は同時通訳を使わない方々もこういう類の英語が飛び交う時には日本語チャンネルをお使いのようです。通訳者としてもキツいんだよね。。とは言えませんので笑、ギブアップしたい気持ちを堪えてます。ネイティブのナチュラルスピードを聴きながら負けないように日本語で通訳していると集中力が極限に近くなってきて手綱を放したくなるんですよ。
中には、日本語同時通訳をずっとしていても構わない、と思えるような案件もありますが、そういう楽な案件ばかりではありません。
英語が分かる日本人が増えてきた今だから、通訳者への期待値も当然上がっていると思います。通訳者だったら分かるだろう、出来るだろうというレベルが上がってきているんじゃないかな、と。どんな案件であれ、通訳頼んでよかったかなと少しでも思って頂けるような通訳をしたいな、と思ってます。
週末ですが運転中は耳が空いているので少しだけ、ポッドキャストの出番です。