通訳者Mのブログ

通訳者の毎日をシェアする通訳ブログです

指名がどうした?

以前もご紹介したpodcastThe Intelligence

Jason Palmerが好きでよく聞いているのですが、ここ数週間でもう一人ニューヨークからJon Fasmanという記者も共同ホストになったようです。

頭からJonの時もあれば、エピソードほとんどをJonがカバーしている時もあって、Jasonはどこ行ったの?とたまに聴く気を失います。笑

 

会ったこともないポッドキャストホストにラブコールを送るのが理解出来ない方、ジャニーズを追っかける高校生を想像してもらえれば分かりやすいと思います。笑

 

 

話し方が全然違うのです。

Jasonがいい...

全部Jasonにやってほしいんだけどなぁ

きっとJasonは優秀だから違う仕事が増えたんだろうなぁ

 

ウォーキングから帰ってきて、通訳の指名もたぶん同じ感じだろうと思いました。

 

話し方とか声、もう少し言えば通訳スタイルはその人の持っているものであって、その人の過失ではないですよね。(私がJasonを好きなように)例えば君の声いいね、と言われても「そうですか、たぶん親のおかげです」程度です。自分で選んでないし。

 

もちろん指名は声の質で来るものではありません。

通訳そのものが良くて初めて来ます。

でもどちらも一流の記者なのに、私がJonよりもJasonを好きなように、通訳を聞く人によってスキキライは分かれるのです。

担当者が変われば指名コールはどこ行った?ってこともあります。

 

でもそれはあなたのせいではありません。

ちゃんと通訳していれば、聞いてくれている人はしっかりいます。十人十色の通訳であって良いように、聞く人だって選ぶ権利があります。

 

だから指名が来ても来なくても、どこ吹く風が正解だと個人的には思います。そんなこと気にせずに、ただ聞く人の為に通訳の力を磨き続けることの方を大事にしたい。

 

 

とは言っても、明日の朝もJasonの声を聴きたい!という思いは変わらないのですが笑

 

真夏の東京ですがかなり涼しいです♡

皆さんどうぞhappy weekendお過ごし下さい