こんにちは
通訳者の毎日をシェアする通訳者Mのブログです
久しぶりにコーヒー飲みながらThe Economistを読むという贅沢な時間取れました
通訳者にとって、多読は大事だけどいつ花咲くか分からない多読の効果を盲目的に信じるだけでなく、精読をたくさんする努力をしなきゃいかん、と私個人的には思うのです。
英語力を上げたいだけなら、精読もほどほどにしながら多読出来る程度の難しさの本を読めばいいと思うけど、通訳者として英語力を上げたくてリーディングする場合は、なんとなく分かる、では全く役に立ちません。
英語を理解出来るだけでいいなら、黙って相手が話すのを聞く自由がありますから、万が一わからない単語や冗談があっても文脈から察することも可能です。
通訳者の場合は、クイズのようにスバリその単語がなんなのか知らなければ通訳にならないことはたくさんあるんです。
その恐怖感が常につきまとっているから、分からない単語は飛ばして推測しながら読むという多読は気持ち悪いんですよね。。プライベートで読んでいる洋書は何度も出てきてわからない場合以外は調べませんが、毎日読む英字新聞や洋雑誌は、今この敵を倒しておかないと後で痛い思いをさせられるんじゃないかという思いから調べずにはいられないたちです。
今日も辞書片手に、精多読