こんにちは
通訳者の毎日をシェアする通訳者Mのブログです
フードにスニーカーで通訳することもあれば、
スーツにヒールもあり、コロナ前と比べてだいぶバラエティが出てありがたい毎日です。以前はスーツを着ることが大半でしたので。
コロナ前と比較すること自体が徐々に古い感じがしてきたこの頃です。クライアントが来日することもあればその逆もあり、来週からはマスク着脱自由ということで日本も本格的に通常運転ですね。
通訳していて嬉しい瞬間は色々ありますが、通訳を聞いた上での返事が返ってきて会話のラリーが続くと嬉しいです。通訳がなくてもなんとなく英語はわかるという方達が通訳をあてにして聞いてくださっているというのは責任感、感じます。
聞いている人がいなかったとしてもしっかり通訳しますが、ライブで聞いていてそれを元に議論が進む場合はなおさらしっかり通訳しなくちゃ、と引き締まりますね。つまりほとんどの会議がそうですが。
また最近は会場のブースの前にたくさん人が座っている風景も増えたので、オーディエンスの反応がすぐ分かります。フィードバックをブースに来てしてくださる方までいたり、反応が目に見えてこれも嬉しい瞬間です。
VIPの通訳や、誰もが知っているような会議での通訳をすることは、通訳キャリアの中での大事なマイルストーンだ、ビッグイベントだ、という考え方もあります。
でも突き詰めると、通訳の奥深さ、やりがいを感じる時って意外となんでもない日の会議の一瞬だったりします。
『通じた!』という高校生のような嬉しさも、その一つです。なんでもないそうした一瞬一瞬の喜びをいつまでも大事にしたいです。
明日も頑張りませーぅ