こんにちは
通訳者の毎日をシェアする通訳者Mのブログです
資料がある会議は特に怖くありません。
スピーカーが特別速いだとかいう嫌な要素はあるかもしれないけれど、通訳者をやってたら毎回騒ぐ話ではないような気もします。もう私たちの職業って、そういう職業ですもんね。
資料がない類の仕事は本当に怖い。
時事、歴史についてどのくらい知っているかがすぐバレるからです。
通訳学校に通っている時に、日経新聞読めないんじゃ仕事できないと言われましたが、疑いの余地がありません。日経にこだわるのは、、と言う声も聞こえてきたことありますが、新聞のブランドが問題ではないのです。
日本経済について語っている媒体を読むのに難があるようでは、通訳対象になるような方々の語りについていけないということなのです。
今があるのは過去があるからで、通訳キャリアを積んでいく上で歴史を知る作業は細くとも長く続けていかなければいけないと肌で感じます。
2023年を生きる私たちはウクライナ侵攻なしに語ることができない毎日を過ごしています。歴史を知るということは、私たちを知ることイコールなんだと思います。生きていない時代について知るには想像力も必要ですよね。自分が体験したかのようには理解できなくても、頭で理解出来るところまではいきたいなとは思っています。時間はかかりますけど。
とにもかくにも、歴史についてはその時代を語るスピーカーの通訳をするのであれば、知らないでは済まないのかなと思ったりします。
外で眠くなるような気持ちいい風が吹き始めました。花粉の問題もありますが。。
休憩時間は身体を動かして、外の空気を吸うようにしています。