こんにちは
通訳者の毎日をシェアする通訳者Mのブログです
本のことばかりで久しぶりに通訳の話ですが、一語一句落としてはいけないと身体まで硬くして話を聞いていると、分かりやすいスムーズな通訳は出来ないです。
そうはいっても緊張してしまって頭がガチガチに硬くなってしまうことは誰にでも起こるし私も経験しました。
日本に住む通訳者にとってその時に大事だと私が思うのは自然な英語がスルッと出てくる感覚をどれだけ維持できるかです。一度案件が始まればガチガチだったこと自体忘れます。ただ通訳一言目で躓くと自分に動揺して上手くいかない。悪循環のはじまりです。
自分が英語を毎日話して仕事をしていても、大量のインプットが出来ていないとその感覚は自然と失われていく感じがします。当然です、英語で考えて英語で会話しなくても生きていけるから。
だからこそ多聴が必要なのです。好きな映画や、好きなドラマのエピソードを何度も見るのはおすすめです。ストーリーが分かっていて、そのキャラクターの気持ちとセリフが一緒になって吸収できますし、スピード感にも慣れてきます。
個人的には情緒的な繋がりを見出せないpodcastをただ聴いているのとは違って効果あります。
通訳者になって何年も経ちましたがいまだに英語は未知で、追いついたと思ってもまた突き放されてしまうそんな相手です。
いまだに思うのは英語を自然に話すにはそれなりのスピード感を持って頭が回転していないといけないということ。上手くいっている時はなぜ回転しているのか分からないのに、上手くいかない時になぜかを考えてしまうから、スランプに陥るんだと思います。
上手くいかない時ほど何も考えずにインプットを大量にすることが大切だと最近思います。

@Toranomon