こんにちは
通訳者の毎日をシェアする通訳者Mのブログです
通訳者と言えども、案件によっては複数人の通訳者とともに仕事をすることもある程度発生します。同時通訳案件であればほぼ2名以上です。自分のパフォーマンスと他者のパフォーマンスを比較することはこの業界だけでないと思いますが、他者との比較をすることで意識過剰になって実力が出せなくなります。
以前に「どうしたら差別化できるでしょうか」と聞かれたことがあるんですが、それを考えて通訳している余裕があるなら、よりよい訳出しを考えたほうが良いと思いました。
通訳業界でははっきりした評価基準がなく、お客様がどんな通訳を聞いてきたかで自分への評価が変わる相対評価でしかありません。よって差別化する方法は特にないのです。
唯一差別化する方法は、正確で分かりやすい通訳をすることだけです。基本的にそこ二つを常にクリア出来る通訳を安定的持続的に出来るというのは簡単なことではありません。
つまり自分の通訳を磨くしかないということ。
磨くには他者ではなく、過去の自分との比較が大事です。それが唯一コントロール可能な部分。
かつ緊張した時に唯一コントロール出来るのは今のこの瞬間の自分の気持ちです。この瞬間何をしなければいけないかを思い出して集中することで、周りを気にしている時よりも、良い通訳をすることが可能になります。
失敗したくないと思えば思うほど、周りを気にしてしまうものですが、それで余計失敗確率は上がります。
通訳の瞬間、周りの目は全く関係ないのです。