こんにちは
通訳者の毎日をシェアする通訳者Mのブログです
逐次通訳は色んな要素で成り立っていて、バランス良く向上させることが大事です。
入り口は正確な通訳でいいかもしれませんが、正確だけでは足りません。人と人とのコミュニケーションには話した言葉以外の要素がありますよね、その人の顔の表情と抑揚とスピードでニュアンスが生まれます。顔の表情だけではなく、使う言葉の種類でそこから感じられるものを通訳に反映させなくてはいい通訳とは言えないと思います。
その人が外国語を話せたら話しているように話すことで、初めて代弁に足ると思います。言葉を変換するのが通訳者の仕事ではありません。
じゃあどうしたらいいのよということですが、硬い内容ばかり通訳練習しないことかもしれません。もちろん大事な部分で、硬いものが出来ないようだと柔らかいニュアンスも何もありません。洋画を見る、日記を書いて気持ちを綴る、そういう表面的な英語の問題から、通訳者のマインドセットも大きいかもしれません。
自分事として訳そうとしているかどうか。
間違えたらどうしよう、
伝わらなかったらどうしよう、
上手く訳せなかったらどうしよう、という心配は最初のうちはありますが、そう思ってやっていると守りの姿勢でしか訳せません。
つまり訳さなきゃ、じゃなくて、伝えたいと思ってやっているか。
意外と通訳とは関係ないそういうところがいい通訳を作り出すんじゃないかと思います。

海外出張は大変なことばかりではなく、新しい国や場所、人、気候、匂いに触れて刺激されて、自分の人生のスパイスになってくれる側面がいいです。私は出張に行っても観光はほぼ行きません。時間がないということもありますが、街を歩き回って色んな人と話して話しかけられて交流することがいつも楽しみです。