通訳者Mのブログ

通訳者の毎日をシェアする通訳ブログです

Grounded.

こんにちは

通訳者の毎日をシェアする通訳者Mのブログです

 

実力を出すために必要なことってたぶん色々あるんだと思うんですが、私にとって大事なことって心が静かな状態にあること。

周りの評価やもしかしたら失敗するかもしれないと心配したりすること、いい通訳が出来るかという恐怖感のような期待、人によって違うと思いますし程度の差はあれど少なからずそういう思いが通訳が始まる直前にはあると思います。

私の場合、そういう自分の声を黙らせることで目の前の通訳作業に集中出来ます。

 

また案件が終わって帰り道。本を読む気にもならないし、音楽をただぼーっと聴く気にもならなかったり、落ち着かない時たくさんあります。たぶん通訳業務で神経が高ぶって落ち着いてくるまでの間はそんな感じなんだと思います。

 

 

瞑想って日本庭園が見える静かな空間に座布団を引いて、マットを引いて、あぐらをかいて、、というイメージが強いと思いますが、何もなくても出来るのが瞑想のいいところで、駅で電車を待つ間にも平和を作ることが出来ます。

呼吸を意識して、今この瞬間に集中しているうちに、落ち着いてきます。

 

時間が出来たら、一人になれる時間が出来たら、とか生活環境によって、色々だと思いますが、そういう時間が出来るのを待ってから平和になるのではなく、今すぐにでも出来ることなんだってこの前、駅で平和を感じることが出来た時思いました。十数時間のフライトに乗って、やっと一人の時間が出来た!と思っても、普段やっていないことは急には楽しめないものです。

 

自分の心に平和があって静けさがなければ、瞬間的に集中力を急加速して本能的にいい通訳を出すのは難しいし、逆に言えば、そうした心の状態が作れることで、本番にスイッチを入れて本気でいい通訳をする自分を作りやすくなったし、通訳の途中でも、自分の心の状態が浮ついているときは地に引っ張り戻すこともしやすくなりました。

 

通訳って結構自分との戦いです。