こんにちは
通訳者の毎日をシェアする通訳者Mのブログです
見事に秋の訪れがやってきました
東京も急に涼しいです
通訳業界は会議の嵐
先日は一流ホテルで世界中から参加者が集まった会議がありました。
ブースあり音声さん何人もいて、会場前方に英語と日本語チャンネルの案内看板。
懐かしい光景。
うわーコロナ前に戻りつつある、と思った日でした。
最近、英語から日本語の通訳案件が多いのでつくづく思うのが、文頭から理解する大事さ。
同時通訳の場合、全体像を理解してから通訳が出来ません。
聞こえた順番に意味を構築していくしかないのです。
構築する、というのは、単語と単語のつながりを聞きながら意味を紡いでいく、という感覚。
単語と単語の掛け合わせから分かる意味合いを漏らさずに日本語に出していきます。
そうすると意味が見えてくる。
つまり、聞き落とすと話の方向性を一瞬見失うということです。これがコワイ
英語から日本語の同時通訳の場合、英語を全て聞き取ることが成功のカギです。当然のこと過ぎて誰も言いませんが、とても大事なことです。何よりも全部聞き取れていれば冷や汗をかくことなく、日本語に全て訳出すればいいだけですから集中できます。