通訳者Mのブログ

通訳者の毎日をシェアする通訳ブログです

通訳者の「知る」

こんにちは

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大昔に話題になったバカの壁(新潮新書)

バカの壁(新潮新書)

今さら手にとりました。

大学受験の現代文を思わせる文章構成と内容で、帰り道にほぼ読み終わりたいというモチベーションでいつも新書は手に取るのですが、電車の中だけでは全く終わりませんでした。養老先生の授業を受けるつもりで真剣に線を引いて読みました。

 

言葉による説明を..否定するわけではない。しかし、それだけでは伝えられないこと、理解されないことがたくさんある、というのがわかっていない。そこがわかっていないから、「聞けばわかる」「話せばわかる」と思っている...

知るということは、自分がガラッと変わることです。したがって、世界がまったく変わってしまう。見え方が変わってしまう。それが昨日とほとんど同じ世界でも。

 

人の考えを違う言語で再現することが通訳者の仕事、と考えると、考えさせられる点がたくさんあります。

 

自分のこれまで生きてきた脳をもって人の話を普通に聞けば分かると思い込んで、語学だけ磨いていてもスピーカーの意味していることが本当は理解出来ないこともあるし、そうであるならば、通訳もスピーカーの意味していることそのままは伝わらないことになる。

だから通訳者は「知る」という作業はとめてはいけない。

 

そして養老先生が意味するところのバカの「壁」には色々あるのだろうけれど、おそらく一元論的な考え方「コチラ」と「あちら」のことだろうと思います。真実は一つであって、話せばわかると思っていると、分かっているこちら側と分からない向こう側に分断されてしまう。恋愛、宗教、思想、なんでもそうです。

絶対的なことは一つとしてない、と。

 

 

人生、バランスですね先生。

語学だけでなく

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閑散期にいかに繁忙期の為に準備するか。

大事なことです。

繁忙期はとにかく目の前の案件に全力で取り組む毎日でシュンシュン通り過ぎていきますので、落ち着いて読書もままなりません。

 

通訳という作業は、聞く、理解する、分析する、翻訳する、発声するというプロセスです。前半部分の聞く、理解するは英語のインプット力にかかっています。が、理解すると分析するはほぼ同時です。分析しないと理解出来ないですもんね。

 

分析すると一言で言っても通訳者に分析するだけのキャパがなければ、分析できません。「何のこと?」「どういうこと?」となってしまう。

すこし昔の私は理解出来なかったらどうしよう、という恐怖感が強すぎて、考えるキャパが今と比べると小さくなってしまっていたと思います。(余裕がない時の感覚、が近いと思います。)とてもシンプルな事なら理解出来るけれど、すぐに「エッ分からない」でした。

 

でもある時、『外国人も同じ人間なのだから、意味が通ることを話しているはずだろう』というある種当たり前のことがストンと腹落ちした。それから英語から日本語の通訳がグッと楽になりだした。たぶん少しだけキャパが広がった、脳にゆとりが出たんでしょうね。

 

そうした心の持ち様だけでなく、見聞きしたことが、多ければ多いほど「そういうこともあるか」と思える。

 

 

ということで、英語や日本語の勉強と同じくらい読書頑張ってます。分からないところはギブアップするのではなく、理解しようとするその過程が脳の筋トレになるかも、と。

通訳学校

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2017年にフリーランス通訳者になって、トレーニングに関しては何度も改良してきました。ずっと同じメニューをやっているのもある意味慣れてきてしまって。

練習メニューを見直す時にはまず自分の弱いところ、改善したいところから洗い出します。

 

例えばリスニング力。

リスニング力と言っても、どういう風に聞き取れないのか?

 

同時通訳している時に聞き取れないのは、黙って聞けば聞ける?もしそうならそれは同時通訳のスキルが足りないのかもしれないよねとか。

音と意味が繋がるのが時間がかかるなら、音読が足りないのかな。とか。

 

弱点にあったメニューを考えていきます。

 

 

対照的に、通訳学校時代には決まったメニューでした。基本的には学校でやった部分を完璧にすることが方針だったので、一文ずつリプロダクションして2パラほど進んだら、同じ部分を逐次通訳し、同じ部分を同時通訳し、というメニューでした。たぶん一日2時間強、3時間ほどやっていたと思います。完璧にするまでやるというのは非常にわかりやすいので集中出来ました。

 

学校に通う利点というのは、道案内役がいることだと思います。何をしたらいいか、何をすればどこまで到達出来るかを示してもらうことに意義があるんだと思います。独学だとその辺りは試行錯誤です。時間がもったいない。

言われたことを完璧にする。シンプルで最強だと今でも思ってます。

 

だから私、通訳コーチなんて職業があったらつけたい。アスリートがコーチつけるのと同じです。

 

しかし気をつけないといけないのは、通訳学校にただ通ったからといって通訳が突然ベラボーに出来るようにはならないし、ましてや英語は伸びません。

どの学校もきっと現役通訳者が先生の中にはいると思うので、その人を完全にコピーすることを目指して努力する。努力している人は先生から見ていれば分かるものです。するともらえるアドバイスも変わる。

まずはある程度のところまで来ないと分からないこともあるのです。理論的に納得がいっても通訳出来るようにはなりません。

 

やってるとある時ふと、

あれ、こんな感じか。。?

 

の瞬間が来る。それはある程度自分で努力しないと、アドバイスばかりかき集めても出来るようにはならないのです。

リレー通訳

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先日久しぶりにリレー通訳が発生しました

 

リレー通訳のリレーは文字通り、一つのバトンを次の走者に渡すように、ある言語の通訳者から出た訳をバトンとして受け取り、その言語をまた通訳することを意味しています

 

例えば、イタリア語、日本語、英語の参加者がいた場合、イタリア語のスピーカーの話を英語に通訳する、伊英通訳者が存在します。そしてその英語の訳を聞いて、日本語に訳す英日通訳者が存在します。

 

リレー通訳というのはイコール同時通訳ですので、上記の内容が一度に起こることになります。

つまり、イタリア人の話を日本語で聞きたい人は、日本語チャンネルに合わせれば日本語が聴こえてくる、という仕組みです。

 

リレーですが同時通訳なので、やってることはいつもと基本的に変わりません。

 

 

がオンライン通訳におけるリレー通訳は、使うプラットフォームによって操作が異なります。

 

先日はZOOMでのリレー通訳でしたので、日本語チャンネルに合わせて、イタリア語からの日本語通訳を聞き、英語の訳だしをしました。そして英語スピーカーが話すときには、訳出しボタンを日本語に切り替えて英語から日本語に通訳。

 

このボタン操作が感覚的に出来ないと、訳だしどころではなくなりアタフタします。

 

その前にリレー通訳をした際には3言語以上でwebexでしたが、その時は聞こえてくる言語によってボタンを切り替える、というものでした。最近プラットフォームの改善が進んでいるので、現在の操作は違うかもしれません。

 

自分の耳が悪いのかと必死に聞いていたらドイツ語だった、フランス語だったということもありました。

 

リレー通訳に当たるのはそんなにあることでもないので毎回新鮮でワクワクするのと同時に、自分の訳が違う言語のベース音声になるということは責任がより重い気がしていつも緊張します。

聴いていて「分かる」通訳をしたい

父は退職して、第二の人生としてまた別の仕事に就いていますが、長く勤めた会社の社長が外国人なために、専属の通訳者が毎回会議に入っていたそうです。父はカジュアル英語での挨拶に毛が生えた程度しか分からないので、日本語通訳を使っていました。

 

今でも私が通訳の色んな話をすると毎回と言っていいほど口にするのが、一生懸命日本語を話してるけど、まったく分かんなかった。何年たってもわかりづらさは変わらなかったというコメントです。

それで周りに助けを求めて「意味分かった?」と聞いてみると、「私も分かりませんでした」と。

 

何度かワケの分からない通訳を聞いているうちに、『アーあのこと言ってるんだ』と分かる時もあったそうです。それは業界で使われる、もしくは社内で使われる用語を、違う言い方で伝えようとする通訳者の言葉と、自分の知識とが上手くつながらないのだそうです。

 

 

 

その話を聞いて以来、その業界や会社で使う専門用語は勉強して当たり前に使えるようにしないといけないと気をつけてます。

英語から日本語へ落とさずに単純に変換しても通じないものは通じないんですよね。悲しいかな。

 

何年たってもわかりづらさは変わらなかった、と父は言ってました。

慣れている案件ではなかなか「そもそも」の質問はしにくいですが、分からない点は確認する勇気が必要だなぁ。分からないが常態化しちゃいかんですね。。

言うは易いんですが。。。。。

 

父のように会議で困るオーディエンスを作らないように明日も本気で頑張りたいです。

スピードの早い英語

通訳というプロセスは聞く、理解する、分析する、翻訳する、発声する、らしいです。

 

ただこの分析するという部分、一瞬で処理する必要があります。場合によっては、『ん?』と思うことがあっても、どんなに速くても聞こえたらそのまま出すことが大事です。情報を落とさないことの方が大事です。通訳が入る案件で、一番知識ないのは通訳者です。(もちろん勉強しますが)なんだそれ知らないぞ、と思っても自分が一番当てにならないのです。

 

自分がわかることばかり訳していると、聞いているクライアントは通訳者の知識レベルしか理解出来ません。

 

ですから背景知識を積むことももちろん大事ですが、聞き取ることの出来るリスニング力も同等に必要です。しっかり聞き取れれば、自分の耳を疑う、というプロセスを経なくて済みますが、聞き取りが怪しい場合は『今なんて言った?』と、知識がない場合は更に『もう分からないからいいや、文章に遅れちゃう』となります。

 

知識は通訳という仕事を助けてはくれますが、やはり聞き取る力がないと英語のできる人と通訳者の違いを出せない気がします。

資料がない時は心配しないで本番集中できる術を考える

今日午後の案件は資料なし

あがいても無駄なのでわりきります

 

前の案件から1時間空いたので六本木に遊びにきました

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意外とコイツが手強くまだ終わってませんのでこれから集中して読書

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通訳に向けた資料

通訳案件の資料は早くに届いたり、前日の夜に届いたり、もしくは当日に来ます。

だいたい会議の資料の出来上がりは直前ですよね。

 

以前コンサルの社内通訳やっていた時に散々経験しましたが、お客様のところへ出る直前まで直しが入ってました。現在はデータでやり取りするのが常になっていますから、コンサルの仕事を受けたら手元で見ているパワポ資料と現場でみる資料は違うと思っていいと思います。

 

 

ということで、通訳者はいつもバタバタしてます。

 

私の場合、早めに資料が来てもギリギリになって勉強するか、大型案件の場合は継続して勉強します。なぜなら忘れるから。。笑

 

なのでいつもバタバタしてます

好きなことを仕事にする、の本質

好きなことを仕事にするべき、という考えに私は基本的に賛成です。今そういう仕事につけなくても、そこを目指すのは大事なことだと思う。人生一回だからやり直しがきかないのだし。

 

基本的に、と言ったのは、実際に仕事を始めてみて、好きなことを毎日やってる!という感じがするかといえばそんなことないからです。

 

好きなことも一回本気になって理想を目指し始めると、色々ハードルが出てくるので、面倒になったり、何度も練習してもうやりたくないと思ったらします。通訳案件自体も、なんでも知ってるものばかりではありません。一から勉強しないとならないものもあります。そんなことばかりです。簡単ではありません。だからその途中にいる時は楽しくないんですよね。わからないことが多いから。

 

でもある瞬間から背景知識が繋がるように分かってくる。

通訳がある時から急に楽になる。

 

 

知識が増えると通訳するのも楽しみになるんです。それは知識で考える部分よりも、英語日本語の変換を考えるという自分の好きな部分にフォーカスできるから。そして分かる部分がちゃんとあるという自信に繋がるからだと思うんです。通訳が楽になると表現できることが増えるから、楽しくなる。

 

そこまでくると案件に向かうのが楽しくなり、怖いとか失敗したらどうしようという感情を凌駕してきた気がします。

 

一言で好きなことを仕事にするといっても、それが現実になると好き一色では生きていけませんが、その辛い部分を乗り越えるとまた景色がひらける。その連続で、気づいたら毎日やってる。そんな感覚な気がします。

savour the moment

ボクシングからヨガに切り替えてもうすぐ1ヶ月。

 

体脂肪率は残念ですが下げ止まりました。それだけハードだったということでしょう。linearにどんどん落ちていた体重も下げ止まり。

 

今わたしは30代前半なのですが、40、50となっていっても続けられる運動の方が絶対に体には良いだろうと思っているのでしばらく細く長くお付き合いしようと思います。

 

精神的な変化はあったか?まだ微妙なところです。

限りある時間の使い方を読んだ時期とヨガが被っているのでどちらが功を奏しているのか分かりませんが、一度に一つのことを考える、行うようになったような気がします。以前はADHD気味なところがありました。今も完全には抜け切れてないですが。

 

本の中でも時間は支配出来るものではなく、わたしたち自身が時間なのだから、今のこの瞬間が全てなのだ、ということが書かれていて私は個人的にすごく響きました。

 

今を生きる

そんなに簡単なことではありませんが、不快さも、悲しみも、退屈さも、すべて今、なんですね。

 

通訳する上でも、あの訳はどうだったかなとか、あと何分もある、など考えずに今聞こえてくる英語に、日本語に集中することが大事なので、通訳パフォーマンスにも良い影響があるといいなと思います。

 

指名がどうした?

以前もご紹介したpodcastThe Intelligence

Jason Palmerが好きでよく聞いているのですが、ここ数週間でもう一人ニューヨークからJon Fasmanという記者も共同ホストになったようです。

頭からJonの時もあれば、エピソードほとんどをJonがカバーしている時もあって、Jasonはどこ行ったの?とたまに聴く気を失います。笑

 

会ったこともないポッドキャストホストにラブコールを送るのが理解出来ない方、ジャニーズを追っかける高校生を想像してもらえれば分かりやすいと思います。笑

 

 

話し方が全然違うのです。

Jasonがいい...

全部Jasonにやってほしいんだけどなぁ

きっとJasonは優秀だから違う仕事が増えたんだろうなぁ

 

ウォーキングから帰ってきて、通訳の指名もたぶん同じ感じだろうと思いました。

 

話し方とか声、もう少し言えば通訳スタイルはその人の持っているものであって、その人の過失ではないですよね。(私がJasonを好きなように)例えば君の声いいね、と言われても「そうですか、たぶん親のおかげです」程度です。自分で選んでないし。

 

もちろん指名は声の質で来るものではありません。

通訳そのものが良くて初めて来ます。

でもどちらも一流の記者なのに、私がJonよりもJasonを好きなように、通訳を聞く人によってスキキライは分かれるのです。

担当者が変われば指名コールはどこ行った?ってこともあります。

 

でもそれはあなたのせいではありません。

ちゃんと通訳していれば、聞いてくれている人はしっかりいます。十人十色の通訳であって良いように、聞く人だって選ぶ権利があります。

 

だから指名が来ても来なくても、どこ吹く風が正解だと個人的には思います。そんなこと気にせずに、ただ聞く人の為に通訳の力を磨き続けることの方を大事にしたい。

 

 

とは言っても、明日の朝もJasonの声を聴きたい!という思いは変わらないのですが笑

 

真夏の東京ですがかなり涼しいです♡

皆さんどうぞhappy weekendお過ごし下さい

Madam Speaker..

物事タイミングが大事ですよね

 

プラスもマイナスになり得るのがタイミングの捕まえ方だと思います

 

 

通訳という仕事柄、ニュースから離れられない生活ですので、ペロシ議長の動きが気になります

 

どうして今なんでしょう

寝てる子起こすような行為だと思うんですけど

 

 

台湾有事というのはあり得るリスクとして官民ともに認識はしているとは思いますが、

でも皆さんすでにコロナで大変だし、

既にサプライチェーンは乱れてるし、

ガス供給が冬に向かってどうなるか不透明な今の世界情勢で、

悩みの種、増やすことないと思うのですが。。

 

 

 

Yes, Madam Speaker! 

This democratic world can't afford to lose Taiwan to China. But why now?

 

Nancy Pelosi’s trip to Taiwan highlights America’s incoherent strategy | The Economist

 

モチベーションは湧くものではない?

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オイオイ頼むよ〜ってくらい朝、蒸してました。

 

振り返ってみたら朝のウォーキング続いてます。何となくウォーキングしようかな、だったら途中で歩かなくなっていたかもしれませんが、身体に色々支障が出るかと考えると、それが歩きに行くインセンティブになってるんだと思います。

 

英語もたぶん同じ仕組みで、勉強する理由が必要だと思います。そうは言っても、英語は上達したくても日々いろんな努力をするモチベーションが湧かないよってこと、あると思います。

 

私もずっとモチベーションについては色んな本やソースを辿って調べてきました。が、モチベーションというものはない、というのが結論です。

 

人間はホメオスタシスという恒常性を好む性質があるので、新しいものがルーティン化するまで何も考えずとりあえず続けることがカギだと思います。気づくと、やらないと気持ち悪いな、とかアレやろう、と自然になってきます。言うほどそんなシンプルにいくものではないですが、自分がモチベーション湧いてるか湧いてないかで悶々するよりは確実です。

 

 

というわけで通訳者として仕事している今でも、何もかも好きでやってるわけではありません。面倒くさい時たくさんあります。英語なんて聞きたくない時あります。喋りたくない時もあります。

 

 

例えば今朝歩きに行くとき、気分のいい音楽聴きたいと一瞬思うわけですよね。でも毎回ポッドキャストを聴く時間として使ってきてたし、時間の無駄じゃないか?という自分の声も聞こえてきて、仕方なく笑、ポッドキャスト聞きました。

 

イールドカーブの状態が続くとしたら...

1ドル120円くらいまでふれる可能性は...

FRB金利引き上げは何回どんな幅で上げるか..

日本の貿易赤字からの回復は...

 

ど、どうでもいい。。

 

と思って聞き始めるんですが、聞き終わるとあの表現よかったなとか、ああ言う使い方するんだとか勉強になりました。

 

私は不真面目な方なので参考にもならないと思いますが、通訳学校で勉強されている方も、途中でモチベーション湧かなくてもびっくりせず、しばらく続けてみてください。英語に触れたり、通訳をするのが、すこーしずつ普通のことになってきます。

 

線を引きながら読書

本を読む時に線を引きますか?

不思議なんですけど線を引きながら読むと分かりにくかった文章も頭に入ってくるようになって、しばらく時間おいて再開する時も線のところに戻れば趣旨をすぐに思い出せてなかなかいいんです。

 

きっかけは、斎藤孝さんの

三色ボールペンで読む日本語 (角川文庫)

三色ボールペンで読む日本語 (角川文庫)

 

多色ボールペンを持つ派ではないので、今は私一色でつけてます。

線を引きながら読むと文章が血肉になる感じがして、自分と著者の距離が縮まる感じがします。

通訳当日、手元資料いる?

色々案件の準備をしてきて最近思うのは、通訳している間はiPad見る必要ないんじゃないのかな、ってこと。

 

通訳中は話している人の思考回路とシンクロする必要があるから、自分で好き勝手に手元の資料を見るわけにいかず、どちらにしてもスクリーンで共有された資料、もしくは会場前方に映し出された資料を見る方が話についていける。資料が映らない場合は当然手元見ますが。

 

単語集も自分の当番じゃなくなったら分からなかったところはチェックする程度で、通訳中は手元の単語集は見ない。私の場合見てる余裕がないって方が近いかな。

 

じゃあどうするかといえば、案件までにノートに書き出して手で覚えておく。ノートのあの辺にあったなという視覚で覚えておく。

 

書き出すだけじゃ追いつかない膨大な量の単語を暗記しないといけない時は、エクセルの表にしてクイックレスポンス出来るようにしておく。

 

クイックレスポンスで確実に単語を覚えるやり方は、

 

1上から英語を隠して日本語を言う

2しばらく進んで分からない単語にぶつかったら、答えを確認。

3また上からやり直し。

4いちばん最後までやったら、お尻から上までさかのぼる。

5それも終わったら、ランダムで隠して答えられるかチェック

 

基本的に大学受験からこの方法で覚えてきました。3がミソですねたぶん。ここで突き進んでしまうと覚えた気がしてるだけで2周目には忘れてます。案件によっては300語覚えないとならない時もありますが、これでどうにかしてます。

 

単語は覚え終わった状態で案件に臨むべし。と、当日iPadいらないんじゃないか?という私の主張は、基本的には当日の自分の実力次第、という私の超O型的な考え方がありますが。笑

 

でもそう納得してからより耳に集中出来るようになりました。それからよく眠ることも大事だと思います。