こんにちは
通訳者の毎日をシェアする通訳者Mのブログです
同時通訳する場合は大抵通訳ブースに入って仕事をします。
2人だったり、長ければ3人。
フリーランスの通訳者の場合、一人で働くのが苦でない人が通訳者をやっている場合が多いです。
同時に、通訳という仕事はチームプレイです。
一人で逐次通訳という仕事であれば、個人プレイにならざるを得ませんが、同時通訳ともなると突然6ケタ以上の数字が出たり、固有名詞が出たり、予想外なことが起こった時に、既に2つのことをマルチタスキングしている通訳者にとっては大きな負担になるので、となりにいるパートナーとの連携がとても大事です。
メモを出す、一つとってもパートナーの邪魔にならないことが大事で、パートナーがメモを出してほしくないタイプの人の場合もあります。または、あからさまにメモを取られると、なにか間違っているのではないかと焦るという人も多いです。連携というのはお互いのサポートであって、決して妨害であってはいけません。
パートナーが通訳中にPCで調べるときも、タイピングの音に気を付けるとか、
自分は分かっていてパートナーが訳語を頭で探しているような時にどう行動するか、など、小さいことですがとても大事です。
通訳者は自分一人しか頼りにならないというのを本能的に分かっているので、自分が分かっているかどうか、自分なら出来るかどうか、を気にしがちですが、ブース全体で通訳を成功させよう、そういうチームワークスピリットはいつも意識するべきだと思います。
1日頭がねじれそうなくらいhardな案件のあと
DEAN&DELUCAのアールグレイティスパークリング
疲れがシュワっと爽やかに抜けていきます