今は会議通訳者をやっていますが、かつては世界史を教えたいと思っていました。あるときはアフリカにおける教育に関心をもって勉強していたこともありました。
教育というテーマが好きで、気づけば教育関連の本が多いです。今年に入ってから積読になっていた本を何冊か読了しました。そのうち2冊は教育格差について。
今回は1冊目
1冊目はそのままずばり
日本は教育格差社会で、かなり幼少期から始まっていることが明かされています。自分が生まれついた家庭の層、そしてその住む地域によってさえも、格差拡大の要因であることを研究データを元に丁寧に分析。
読了後思ったのは、少なくとも自分の所属する群の先頭集団にいることの重要さです。
自分が生まれる地域や家庭環境は選べるものではありません。しかし、現環境における努力は出来る。先頭集団に追いつき、するとそのうち先頭集団がコンフォートゾーンになります。これが鍵です。
いかに自分のnormを高く持っていくか。通訳も同じだと思っています。