こんにちは
通訳者の毎日をシェアする通訳者Mのブログです
今は毎日フリーランスとして違う類の仕事に出向いていますが、フリーランスになる前は社内通訳をしていました。社員と同様出勤し、社内会議の通訳をするお仕事です。先日引き出しの中から久しぶりに出てきた、退職した時に頂いたポロライド写真集を見て当時のことを久しぶりに思い出しました。
社内通訳という仕事はある意味、実験場だから早くつまずいて自分の弱点に早くに向き合った方がいいです。ずっと社内通訳をするなら話は別だけれど、フリーランスになることが視野に入っている場合は特に、早く失敗することは意識した方がいいです。
早くにつまずいて、分からなかったら何度聞いても良い環境が社内通訳ポジションのいいところです。私も頻繁にフィードバックもらうようにしていました。いつクビになるのか怖かったからです。そのくらい通訳に自信が持てなくて、逃げ出したかった毎日。落ち込む時もありました。
冴えない自分を責め続ける時もありました。
でも通訳はある種、スポーツのようなものです。
慣れがとても大事です。
知識やスキルをないがしろにするつもりはありませんが、慣れはとても大事です。つまり今日の明日すぐに解決しない悩みもあるということ。
でも慣れてある程度の景色が見えるようになって初めて、「慣れって大事だ」と思うのであって、始めから「慣れるだろう」なんて思えません。当然です。
今日の明日解決しない悩みを抱いて眠りに入るのはよくありません。その不安はどうするか?目の前にある、出来ることを100%やりきることです。100%やれば、すき間は出来ません。
出来ることを100%やっていると必ずなにがしかの結果がついてきます。
周りも見ています。これでチャンスが生まれます。
何よりも不安にならずに済んで、目の前のことに打ち込めて、結果的に成長が加速します。気づいたら6年も経っていました。
運転はある意味、無心になれて気分転換になります。