こんにちは
通訳者の毎日のシェアする通訳者Mのブログです
The EconomistのThe World In Briefの最後に必ずある引用。
これはまさしく通訳者の精神そのものだよなアと思って思わずスクショしました。ゴールに早く着きたいと思っていると息切れするかもしれません。終わりがない上に仕事が終わったらサッサと次の仕事のことを考える、そしてまた終わりはなくというループだからです。
終わりがないという言い方をするといかにもナニカを追求し続けているカッコいい姿を想像するかもしれませんがつまりは、どれだけやってもキリがないということでもあります。だからどこかで区切りをつける必要がある。時間的制約で区切りがつくこともあれば、自分が決めた区切りで終わらせることもあります。
終わりはないといったってどこかで区切りは必要です。
そして区切りがあるから集中出来ます。
逆にどれだけやっても仕方ないからと資料をきちんと読み込まなかったり、リサーチ不足になることは避けないといけません。
ベストを尽くすといっても完璧主義に陥ることなく、完成主義でいいんだと思います。
出来たら全体像が完全に詳細まで分かれば越したことはないけれど、その時間と労力はフリーランスの通訳者にはありません。だから何が一体必要なんだろうか、を常に見極めつつ、ここまでというバウンダリを決めて、その範囲内で集中して100%準備する。
これで大丈夫です。
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