こんにちは
通訳者の毎日をシェアする通訳者Mのブログです
英単語って覚えても覚えても忘れて、頑張って調べて書き溜めててもホコリをかぶるだけで全然増えていかないですよね。
通訳者は仕事の前にたくさん単語を覚えるなんて話がたくさんありますが、日々の生活に重要でないもの、翌日からの会議に不要なものはドンドン忘れます。それより今日の会議で使う単語の方が大事だから。
そしていつも自分が使う単語だけが何度も使用される結果、記憶が強化されて、いつも同じような表現しか出来なくなっていきます。悲しいです。笑
同時通訳しているときは当然集中しているんですが、頭の片隅で「もうちょっと通訳どうにかならないかなァ」って感じている自分がいます。
通訳は諦めと挑戦の繰り返しです。その途上でどうでもよくなったら終わりだ、と常々思っています。
諦めというのは、通訳本番で今更自分の単語力や通訳力なんてどうにもならないから、通訳しながら手持ちの能力で妥協するしかないということ。挑戦というのは、諦めが発生することも知りながらそれでも少しでも前進しようと頑張ること。
でもこれでいいんだと思います。
数年前に比べたらかなり前進していることは感じられるから。一晩で大きな前進は出来ないけどちょっとずつ勉強していることで、それは可能ということだと思います。
会議室で数時間通訳した後は体が冷え切ってて、酷暑と騒いでいる都心をしばらくジャケット着たまま歩けます。
この日もランチは屋外で。