同時通訳を商品と言えるかどうかの線引きの一つは、責任もって通訳しているかどうか。
責任って抽象的ですが、
自分のアウトプットに責任を持つということです。
スピーカーが速い。。でもお客様にとってみれば、だからこそ通訳サービスをお願いしたいわけです。
訛りがひどい。。。だから、通訳さん頼んでるんです。
音声が途切れてうまく聞き取れない。。。。コロナ時代に言い訳にしてたら通訳業やっていられません。
どんな理由にせよ、自分が始めた文章を終わらせずに、もうよくわからないから次の文章も始まってるし、次の文章を始めてしまえ、は、責任もって通訳しているとは言い難いと個人的には思います。
言うは易しとはこのことかぁ、と思います。
責任もって通訳するにはよく言う強靭な英語力も必要ですが、知識も同様に重要です。背景知識ないと話の流れが読めないからです。逆に言えば、知識があれば補って英語を聞くことが可能になります。
英語力でも知識力でも活用して、文章をマルまで持っていく通訳をして、聞いている人を困らせないようにしたいものです。