こんにちは
通訳者の毎日をシェアする通訳者Mのブログです
英検一級を受けたのはだいぶ前です。
2014年とか、そのあたりじゃないかな。英語を勉強するのは嫌いではなかったので、キクタンを買って片っ端から単語を覚えたのが懐かしいです。
これね
リズムに合わせて覚えられて、難なく単語は覚えたから英検を受けさせられるという会社勤めの友人には皆勧めてます。
苦労しないで覚えられるなら、その方がいいでしょ。
ということで英検1級を受けたのはだいぶ昔なのですが、最近1週間ほどのんびり自分と向き合える時間を取りました。
久しぶりに英語の勉強をしたいと思って、本屋に行って目に入ったのがコレ
例文中が空欄になっていて、和文を見て当てはまる単語を入れていく練習問題です。
立ち読みでやってみたら1級並みの単語はなかなか出てこなくて、これはイイヤと思って購入しました。1級と準1級やっています。さすがに準1級だと95%問題ありませんが、普段使わない単語もあったりして、とうに忘れていた単語をもう一度引っ張り出す良い訓練になっています。
頻繁にテストしてみるのが単語の定着図るにはいいんです。
やっていると言ったって時間が5分あったらサーっと1,2ページやる程度ですが。
とはいえ、1級で出てくる単語を積極的に使っても分かりやすい通訳にはなるとは思っていません。通常、口語で使われるレベルの単語には一定の振れ幅があります。そこを逸脱しているoutlierな、どこかで見たことがあるフレーズを使っても、会話に臨む人たちにスっと入らない可能性は大きいのです。けれど、英語から日本語への通訳をする際には単語のレベルは選べませんので、分からない単語がないに越したことはないのです。
通訳者になって単語を勉強するのは、日本語から英語の折に必要になるからではなく、英語から日本語の際に必要になるからです。日本語から英語への通訳の際には逆に誰が聞いても分かる表現でいく。自分がスピーカーなら何を言ってもいいですが、通訳者は聞いている人が分かるように話す。これって、プロとしては大事な心掛けだと思っています。
都内も夕方になると気温の落ちた風が吹いて気持ちいいです
シャワーを浴びてもう一件✊