通訳者Mのブログ

通訳者の毎日をシェアする通訳ブログです

オリジナルとの乖離

こんにちは

通訳者の毎日をシェアする通訳者Mのブログです

 

これまでKindleアプリを使って電子書籍を読んでいましたが、Kindle Readerを使い始めたら気に入ってしまって、紙の本以上にぐんぐん読めます。何かやっていても片手で読めるのは、本当にありがたい。紙の本はそういうわけにはいかず。目にも優しく全く疲れないので寝る直前まで読めます。

アプリとは全く違う読み味なのでこれは本当におすすめしたい。

 

海外著書の場合はレビューや評価が高い本は中身はおもしろいんだろうけど翻訳がいまいちだとなかなか進みません。いまいちな翻訳って、原文に忠実すぎるんですよね。通訳を仕事にしているからか、原文はこんな感じだったんだろうな、とか考えてしまうような日本語が連発だと、もうちょっと勘弁、という感じで今日一冊挫折しました。

 

通訳も同じで、通訳者を介すことで聞いている人を疲れさせないようにしないといけないなと改めて思います。人の話って抑揚とか間とか、全部含めて、印象が出来上がりますよね。通訳はスピーカーになることはできないから、スピーカーの思い通りの通訳っていうのは難しいかもしれないけど、聞こえてきた原文から受ける自分の印象は少なくとも通訳には残したいなって思うんですよね。機械的に違う言語にするんじゃなくて。元の言語で聞いている人には、雰囲気やトーンを含め印象が残るはずだから。

 

Equity-身長に応じた台座を置くことで、皆同じ状態で試合観戦が出来る

 

よく人事の話で出てくるequity

通訳ってまさしくequityの為にあるサービスだから、みんなが同じものを同じ目線で受け取れるように少なくとも通訳者は努力しないといけないと思う。