まだ読んでいる途中なのだけれど、これは社会人いや、成人であれば読むべき本だと思う。
私たちは生まれた瞬間から死にむかって生きている、というのは紛れもない事実。でも本当の意味でそんなこと分かってないんだと思う、という著者も含めた問題提起からこの本はスタートする。
また読了したら追加でコメントしたいと思うけど、人生においていかにやらないことを決めるかが大事なんですね、特にその覚悟がね。
そして今ここにこうして息をして生きていることがどれだけ偶然で、恵まれていることか、を感じられるかどうかで、時間に対する向き合い方は変わるんだと思いました。
私もこれもしたい、あれもしたい、やらなきゃ、これもこなさなきゃと、todoリストが面白いくらい膨らんで自分で自分の首を絞める人なので、笑ってしまうくらいこの本は核心をついている。(実際電車やバスの中で吹き出してしまった)
そう、全部やるのは無理なのよ。
24時間しかないのだから。
時間がない、とか時間が足りない、という発想は皮肉でジョークだ、と。
そうだよね。
それでこの本の中では存在と時間 1 (古典新訳文庫)を書いたハイデガーに始まって抽象的な話をしながらも、実用出来る考え方も紹介してくれる。
面白くて読んでいたらすっかり夜も更けました。明日はウォーキング休みだな